これで、ワイパーユニットを盗むための破壊行為からは避けられます。
ないものは盗みようがないですからね。

破壊されたほうのガラスのついているゲートですが、

これを比べると、ショックアブソーバーの位置が違うので、ゲートごとの交換は出来ません。
仕方がないので、月曜日にガラス屋を呼んでもらってガラスを外しての交換となったのですが、ここでとんでもないことが起きて、しまったのでした。
2人でやってきたガラス屋、針金で接着部分を切り取りにかかりました。
ここまではいいのですが、結構手間取るので、何を思ったか、内装のプラスチック枠を無理やり剥がそうとして、サイドのカバーを破壊して落下させたのです。見ていたんですよ、この時・・・
ヒンジ部分を確認したかったんだそうですわ。
当然文句をいいましたよ。
「下にあるものを外すときには、上にあるものを外すのはあたりまえ。ビスで留まっているものを無理やり外したら壊れるだろうが!」
そしたら、
「これは最初から外れて落ちていた。ワシらはこのカバーしか外してない!」
まぁ、よく言うわ、現場を見ていたんですがね。
しかも、取り付け部が破壊されたビスの部分、たった今壊れたという破壊部分がしっかりと見えてました。壊れて長期間放置したら、その破壊部分は色が変わりますから、たった今壊れた部分との差は歴然としています。
いくら部品取りの車といっても、壊す必要のないところまで壊さんでもええやろ!
ゲートの内張りプラスチックカバーをあらかじめ外してたんで、このときにも他の内装部分が異常ないことは確認していたのですよ。
それにしても、このガラス屋、絶対に俺達は壊してないと言い張り、挙句に、
「金を払えば文句ないやろうが! なんぼや?」
ですからねー。
壊してない自信があるのだったら、こっちの連中は弁償などしませんから、こんなことを言うこと自体、自分で壊したと認めているようなものなのですが、そこまで頭は良くないようです。
「どうせ部品取りの車や。もういいからガラスを交換してくれ、壊したものは仕方がない。」
と行ったら逆ギレ!
コイツラ、道具を片付けて帰ってしまいました。
あくまでも自分達は壊してないと言い張る割には、逃げるように帰っていきました。
さて、別のガラス屋に、今度はテールゲートごと外して持っていってガラスを外して欲しいというと、
「ガラスがきれいに外せる保証はないが、50ドル出すんだったらやってやる。」
すごいでしょ?
すべてのリスクはユーザー持ちだそうですわ。
こんなの、子供だってやりますわ、そりゃ、壊しても保証しなくていいんですから、50ドル丸儲け。
最低賃金が月に150ドルの国ですよ!
まったく、とんでもないガラス屋です。
こうやって評判を落としていくというのがわかってないようです。
もう、今後、吹聴しまくりますから・・・
結局、ゲートごと交換して、つっかえ棒で対応することにしました。
ショックアブソーバーは無しです。
ただ、作業中にあることを発見したので、何とかなりそうですが、これはまた後日チャレンジすることにします。
それにしてもGM、立ち上がりのモデルのゲートの保持力がイマイチ(ちょっと下げると、突然閉まる!)だったのをショックアブソーバの取り付け位置変更で対応しているのはいいのですが、中古部品としての使用まで考えてはなかったようです。(まぁ、売ったらおしまいですから・・・)
初期設計のミスを発売後の顧客からのクレームでこっそりと設計を変えるなんて、顧客を無料テストドライバー(実際には金を払って購入後にテストをさせられているというとんでもない状況なのですが・・・)と考えている世界一になりそうなコストダウン命の売国自動車屋みたいですね。
http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=707