前回はDENSOのイリジウムにしたのですが、寿命が長いタフシリーズにはアメ車用のコニカルシートタイプがなかったので、普通のものでした。
本当に寿命は普通のプラグと一緒で、2万km走行前くらいから始動性がなんとなく悪くなってきました。普段のエンジンの使用回転数が低いので、少しは長く使えるかと思いましたが、そうでもないようです。
コストパフォーマンスは良くないことがわかりました。しかし、日本で1本1800円のものが、どうして外国で7ドルちょっと(当時のレートで900円弱)で買えるのか不思議です???
ちなみに、8本で58ドルでした。
一度1万km走行時に1番シリンダのプラグを外してチェックしたのですが、結構いい感じだったので、2万kmでこんなに走行フィーリングが変わるものだったのが以外です。
今回は、イリジウムではなく、CHAMPIONのプラチナ・パワーというのにしました。(イリジウムが品切れで売ってなかった。)
8本で33ドル弱、1本が4ドル強です。日本でプラチナプラグを買うと高いので、この値段は以外ですが、アメリカでボッシュのプラチナプラグを買っても3年位前で3ドルくらいでしたから、まぁ、こんなものでしょう。
接地電極にまでプラチナコーティングがしてあるものは輸入してないとのことで、中心電極だけがプラチナ使用のものです。これも寿命は普通のと同じらしいですが・・・
さぁ、プラグを交換するぞ! と思ってボンネットを開けようとしたら・・・、なんと開きません。
え?、なんで?
ここのところ、開けるのにラッチ部分をたたいて開けるようになっていたのですが、これでもダメでしたので、詳しく確認すると、ラッチ部分のグリスに砂埃がこんもり溜まって動きが渋くなっていました。
結局、外してブレーキクリーナーで掃除をし、スプレーグリスを塗って解決しましたが、結構時間ロスです。
まぁ、10万km超えていますから、埃の多い国ですから普通なんでしょうね。
そして、プラグ交換です。ようやく交換にこぎつけました。このとき、プラグのネジ部に銅グリスを少量塗ってみました。コニカルシートタイプはガスケットがないので気を使いますね。
交換そのものは30分で出来ます。8本ありますが、エアクリのレゾネーターを外すだけなので、楽勝です。
これがシリンダー毎にインジェクターのあるSFIだったら・・・、こうはいきません。シンプルなTBIならではです。
さらに、総走行距離から考えてO2センサーも交換しました。
とりあえずデジタルテスターで電圧を確認したら、スロットルを煽りながらエアクリケースの吸入口を手で塞いでも電圧が上がらない・・・、ということは、常にリーン信号が出ているということでTBIは常に増量をかけていることになります。これは燃費の悪化につながりますね。
これの交換は、簡単です。取り付け部にWD−40をスプレーし、22mmのレンチをかけて、力いっぱい回すだけ、なのですが、結構硬いので、レンチ2本がけをしてしまいました。正しい工具の使い方ではないのですが、緩まない以上、仕方ありません。
取り付けはカジリ防止に銅グリスを塗りました。いいですねー、銅グリス、活躍してくれます。
今回の部品代は・・・
点火プラグ8本 33ドル
O2センサー 33ドル
でした。
それにしても、O2センサーの安さが突出しています。日本車の純正部品だと、ゼロが1つ多くなりますからね。
やはり、アメ車パーツは安い、のでありました。
しばらく、燃費の変化を気にしてみることにします。
それにしても、急に始動性が良くなるのは、気持ちいいものです。